キイチゴ(ラズベリー・ブラックベリー)について 2

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ラズベリー・ブラックベリーの果実の付き方

ラズベリー・ブラックベリーは、一季成り性と二季成り性があります。

一季成り性は、春に花が咲いて、夏頃果実が熟します。

二季成り性は、春に花が咲いて、夏頃果実が熟すのは同じで、

春に芽が出て伸びてきた枝に花が咲き、秋から冬に、果実が熟します。

ラズベリー・ブラックベリーは、多くの果樹とは違った果実の付き方をします。

ラズベリー・ブラックベリーは、地下茎で増えていきます。

一季成り性は、春に地下茎から芽が出てきます。

これを、サッカーといい、

株元から伸びてくるものを、シュートといいます。

この、春に出てきたサッカーやシュートには、その春に花は咲きません。

冬になって低温に当たってから、次の年の春に花を咲かせます。

これを、結果母枝といいます。

この、結果母枝から春になって芽が出てきます。

芽から伸びたに、花が咲きます。

この枝を、結果枝といいます。

この、結果枝に花が咲き、果実が付きますが、結果枝は冬までに枯れてしまいます。

次の年の春になると、前年に芽を出して伸びた結果母枝結果枝に、果実が付きます。

一季成り性は、このように果実が付くと枯れる、

春に伸びた枝に、次の年の春に花が咲き、果実が付く

ということになりますね。

二季成り性は、前年の春に芽を出して伸びた結果母枝結果枝に、果実が付き冬に枯れ

春に芽を出して伸びた枝に、秋に果実を付け

この枝に次の年の春にも、果実を付けて枯れるということになります。

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