ラズベリー・ブラックベリーの果実の付き方。
ラズベリー・ブラックベリーは、一季成り性と二季成り性があります。
一季成り性は、春に花が咲いて、夏頃果実が熟します。
二季成り性は、春に花が咲いて、夏頃果実が熟すのは同じで、
春に芽が出て伸びてきた枝に花が咲き、秋から冬に、果実が熟します。
ラズベリー・ブラックベリーは、多くの果樹とは違った果実の付き方をします。
ラズベリー・ブラックベリーは、地下茎で増えていきます。
一季成り性は、春に地下茎から芽が出てきます。
これを、サッカーといい、
株元から伸びてくるものを、シュートといいます。
この、春に出てきたサッカーやシュートには、その春に花は咲きません。
冬になって低温に当たってから、次の年の春に花を咲かせます。
これを、結果母枝といいます。
この、結果母枝から春になって芽が出てきます。
芽から伸びた枝に、花が咲きます。
この枝を、結果枝といいます。
この、結果枝に花が咲き、果実が付きますが、結果枝は冬までに枯れてしまいます。
次の年の春になると、前年に芽を出して伸びた結果母枝の結果枝に、果実が付きます。
一季成り性は、このように果実が付くと枯れる、
春に伸びた枝に、次の年の春に花が咲き、果実が付く
ということになりますね。
二季成り性は、前年の春に芽を出して伸びた結果母枝の結果枝に、果実が付き冬に枯れ
春に芽を出して伸びた枝に、秋に果実を付け
この枝に次の年の春にも、果実を付けて枯れるということになります。